親から相続した家を「どうするか」で困ったときは不動産売却や運用などの方法があります。
親から相続した家に住むこともなく、特に運用するわけでもないという場合は、早めの不動産売却をおすすめします。
相続した家には税金などが関わってくるため、維持し続けることに負担がある他、相続人間のトラブルの原因になることもあるからです。
親から相続した家のよくあるトラブルや売却をおすすめする理由、不動産売却方法について旭川の専門業者が解説します。
■相続した物件にかかる税金や起こりがちなトラブル
相続した家には税金がかかります。
相続した親の家の税金として主に問題になるのは次の2つです。
・固定資産税
・相続税
親から相続した家を所有し続ける限り固定資産税がかかります。
親の家に住んでいない、今後も住む予定はないという場合でも家自体を所有していれば固定資産税はかかってしまいます。
相続人の間ではよく固定資産税の負担を巡ってトラブルが起こります。
たとえば、父親名義の家を三人兄弟が相続したとします。
三人兄弟が相続し維持管理している親の家、つまり三兄弟の実家には固定資産税が毎年課税されていますが、税金を誰が負担するかなどで三兄弟の意見が割れてしまいトラブルになりました。
こうしたケースは珍しくありません。
固定資産税も含め相続物件の維持管理にかかる修繕費などの負担で揉めることもあります。
家など親から相続した遺産には相続税がかかる可能性があります。
相続税がかかるケースでは税金の手続き期間が10カ月になっており、相続税の納付は基本的に現金です。
そのため、相続した家の売却などで現金を作ろうとした結果、家の売却を巡って相続人間のトラブルになることがあります。
■相続物件の売却について
相続した親の家の税金負担・維持管理の大変さ・トラブルなどを回避するためにも、家に住む予定や運用する予定がないなら早めの売却をおすすめします。
売却すれば家に関するトラブルも起きなくなりますし、税金や維持管理の負担もなくなるため解決です。
相続した親の家を売却する方法は2つあります。
・不動産仲介
・不動産買取
仲介とは不動産会社が間に入って買主を見つけて相続物件を売る方法です。
買取は不動産会社が買主になって相続物件を買う方法になります。
買取と仲介では不動産売却相場や売却完了までのスピードが異なります。
親の家を売るときのニーズや事情に合わせて不動産売却方法を使い分けることがポイントです。
■最後に
親の家を相続したら「どうすべき?」と悩んでしまう方がいます。
住む予定や運用する予定のない家を所有し続けても税金などの負担が増すだけです。
トラブル対策のためにも早めに売却してはいかがでしょうか?
当社は旭川市や上川町、士別市、名寄市、深川市、滝川市周辺で不動産売却や買取など幅広く業務を行っている不動産会社です。
「相続物件が空き家になっており、管理に困っている」「相続物件を売りたい」など、相続した物件のことなら、お気軽に旭川のさとう不動産へご相談ください。