近年、少子高齢化の影響により、不動産を相続する方が増えていると思います。

相続物件を譲り受けたが活用方法が分からない方や本当に売却できるのか不安な方も多いと思います。

今回の記事では「相続物件が売却しにくい理由」「売却を成功させるコツ」についてご紹介いたしますので相続物件でお困りのお客様はぜひ参考にしていただければと思います。

 

■相続物件が売却しにくい理由

相続は元々の所有者が様々な要因で家族に譲り渡すことであり、所有している資産を対象に行われます。

一番多い相続は不動産であり、一戸建てやマンション、店舗などが対象に相続される事例が多いです。

相続物件の売却は難しく、築年数が経過している点や事故物件である場合もあるため、物件情報によっては不動産会社で取り扱うことができない場合もあります。

 

相続物件を売却する際は所有権の変更をはじめ、多くの手順が必要となります。

手順の際に問題となるのが「親族間のトラブル」「諸費用による想定外の出費」「必要な手続きの不備」などが挙げられております。これらの問題は近年、問題視されている空き家問題に発展する原因であり、空き家による被害につながる要因といえます。また、手続きがスムーズにいかない場合は売却期間が遅れてしまう要因となるため、相続の準備をあらかじめ進める必要があります。

 

■売却を成功させるコツ

売却を成功させるためには物件の情報をしっかり見て査定してくれる不動産会社が必要不可欠な要素となります。

相続物件の大半は築年数が長い物件であり、高額な売却が見込めないとお考えの方が多いと思ますが、建物としての価値は低いですが土地としての価値は高い場合があります。

例えば、土地の近くに大きい商業施設が立つ予定であれば、土地としての価値が上昇します。

不動産会社の多くは独自の情報網を持っており、地域の特徴となる情報を多く取得することができるため、相続した物件の地域に詳しい不動産会社を選択することにより、期待以上の査定金額を提示してくれる場合があります。

 

売却には仲介による売却と買取による売却の2種類の方法があります。

相続物件の特性上、仲介による売却が期待できない場合がほとんどなのですが、築年数が経っていたとしても物件としての特性によっては仲介で売却することができる場合もあります。

物件特有の特性を見つけることも不動産会社の役目であり、仲介による事例が多い不動産会社はそういった要素を見つけることに特化している場合がほとんどです。

また、買取による売却を選択する場合は相見積を行い、不動産会社を比較することができます。

相見積とは複数の不動産会社に査定をしていただき、見積書を作成しもらい比較する方法です。

仲介による売却とは違い、買取の場合は査定金額が売却金額となるため、相見積で比較することにより高価売却をすることが可能になります。これらの要素を踏まえて相談することにより、相続物件の売却を成功させることが出来ます。

 

■最後に

今回の記事で売却を成功させるコツについてご紹介いたしました。

当社の場合はこれらの要素に加え、お客様の不安や悩みに寄り添った対応に力を入れているため、売却自体に不安を感じる方は当社にご相談いただければと思います。