空き家の放置にはデメリットが多いと知っていても「とはいえ適切な管理方法がよく分からない」という方は多くいらっしゃいます。
そこでこの記事では、放置している空き家の適切な管理方法や、放置空き家の管理に困っているときの対処法について解説します。
■まずは空き家を放置するデメリットについて
空き家の放置には税金や近隣住民とのトラブルといったデメリットがあります。
さらに、クマやシカなどの害獣問題が盛んに報道される昨今、害獣や害虫といった面でのリスクもあります。
・放置している間に空き家の老朽化が進み、倒壊する
・外壁や屋根の一部が剥がれて落下し被害が出る
・害虫や害獣が空き家に住み着く、あるいは発生する
・庭が荒れたりゴミが放置されたりして、近隣の景観を損ねる
・害獣、害虫の糞尿、死骸、ゴミなどにより悪臭が発生する
・放火や窃盗など治安に影響を及ぼす
・庭の木の枝のはみ出しなど、周辺の道路や交通にも影響する
・空き家の放置により資産価値が下がってしまい、売却したいときに売りにくくなる
・空き家を適切に管理しないことで、固定資産税の軽減措置が受けられなくなる
空き家の放置で考えていただきたいのは、こういったリスクにより「ご自身やご家族、近隣住民の方が怪我をするかもしれない」「危険な目に遭うかもしれない」という点です。
空き家は放置せず、適切に管理していくことが重要になります。
■放置空き家の適切な管理方法とは?
放置空き家はどのように管理すべきなのでしょう。
空き家を放置したくないとはいえ、適切な管理とはどのようにすればよいかが問題になります。
空き家の適切な管理には、次のようなチェックポイントがあります。
・空き家の掃除や換気、庭の手入れを一定期間ごとに行う
・屋根や壁などの外観をこまめにチェックし、必要であれば修繕する
・動物や害虫の発生、住みつきがないか敷地内を見回る
・屋内や屋外にゴミや悪臭の発生原因がないか確認する など
空き家を放置せず適切に管理するためのコツは「定期的なチェック」と「掃除や庭の剪定など状況に応じた対処」です。
空き家がどのような状況なのか、常に把握しておくことも重要になります。
ご自身での空き家管理が難しい場合は、空き家管理を行っている専門業者に相談することも方法のひとつです。
また、空き家の放置に悩んでいる場合は、管理や処分について、空き家売却などに対応している専門業者に相談してみると良いでしょう。
■放置空き家に困っているなら早めの売却を|最後に
空き家管理は手間と時間がかかります。
近隣に住んでいても、ご自身の住まいを維持しながら空き家を適切に管理することは大変です。
遠方に住んでいる方が空き家を放置せず管理していくことは、なおさら大変だと言えるでしょう。
空き家管理が大変なら、放置を続けず売却という対処法を検討してはいかがでしょう。
当社は放置空き家や相続空き家のお悩み相談や売却を承っています。
空き家のことでお困りなら、旭川のさとう不動産にまずはご相談ください。
