■不動産売却の「仲介」と「買取」の仕組みとは？

仲介による不動産売却の仕組みとは、買主を探して不動産を売買する方法です。

売主は不動産会社と仲介契約を結び、買主探しから売買契約の締結まで手伝ってもらうことになります。

不動産会社はネットで売却物件の情報を掲載したり、折り込みチラシなどを使って購入の呼びかけをしたりします。

内覧などの際も不動産会社がサポートするのが仲介です。

買取による不動産売却の仕組みとは、不動産会社が買主になり、土地や物件の売却を希望する売主から購入する方法になります。

不動産会社が買主、購入希望者が売主として不動産売却を進めますから、買主探しをすることはありません。

不動産会社に相談して売買契約を結び不動産売却して完了という流れです。

仲介と買取では同じ不動産売却でも方法が異なるため、メリットも違います。

仲介のメリットは相場価格で売却できることや、買主が決まって不動産売却が進むまで家に住み続けられるというメリットがあります。

買取は買主を探す必要のない不動産売却方法なので、周囲に知られにくいというメリットや迅速に売却できるというメリットがあるのです。

仲介と買取では仕組みやメリットはもちろんですが、費用も違っています。

■不動産売却方法の仕組みが変わると費用も違う

不動産売却には費用がかかりますが、売却の仕組みによりどのような費用がかかるか変わってきます。

仲介と買取で不動産会社と仲介契約を結ぶかどうかが違います。

そのため、仕組みにより仲介手数料がかかるか異なるのです。

仲介による不動産売却は不動産会社が中間に入ってサポート、要するに買主と売主の間を仲介しますので、仲介契約にもとづいて仲介手数料が費用としてかかります。

対して買取による不動産売却は仲介契約を結ばず、不動産会社が買主になるため、仲介手数料が費用としてかからないのです。

このように、同じ不動産売却でも仕組みによって費用の違いがあります。

納得できる不動産売却をするためには、仲介と買取の不動産売却の仕組みや費用の違いを知って方法を選ぶことが重要です。

■最後に

一言に不動産売却といっても、売却方法には仲介や買取など仕組み違いの方法があります。

不動産売却の方法の違いによってかかる費用も変わってくるため、方法選びの際は注意が必要です。

費用面では仕組みにより仲介手数料がかかるかどうか違います。

ただ、仲介手数料が費用としてかかるから即座に仲介の方が売主の金銭面の負担が大きいというわけではありません。

買取と仲介では売却相場も違いますので、相場なども比較してより納得できる方法を選びましょう。

不動産売却の方法選びは株式会社さとうへご相談ください。